1. マイホームづくりの考え方

マイホームを建築・購入しようと決めたら、どこに建てるのか、どのような家を作りたいのかを考える必要があります。ここでは土地選び、住まい作りの基本的な考え方を中心にお話いたします。

将来像描きは土地選びから

マイホームを建てる場合、自分の土地を持たない人は土地探しから始めなければなりません。納得のいく住まい作りには、土地選びが大切です。ここでは分譲地を中心とした一戸建ての土地探しのポイントを紹介します。

分譲地は、住宅を建築するために開発許可などを受けて造成・販売されるものです。 単に土地を整地しただけでなく、住環境に考慮した設備を整備しています。

分譲地の販売情報の
収集方法
新聞広告や折込みチラシ
住宅情報誌
不動産業者の紹介
インターネットなど

住宅地選びで重視するポイント

  • 緑が多く閑静であること
  • 日当たりがよく、風通しがよいこと
  • 近くで買い物ができるなど生活利便性が高いこと
  • 小中学校が近いこと、公園などの遊び場がある (子供がいる場合)
  • 周辺の道路の交通量が多くないこと
  • 道路が敷地の南側と東側の両方にある角地か、道路が南側にある東西に長い敷地が理想
  • 公共交通機関・公共設備が近くにあること
  • 電気・水道がひかれている (排水の方法の確認)
  • 騒音や異臭を出す施設が近くにないこと
  • 法律的に家が建てられるか
  • 地盤がしっかりしていること ( 詳細は地盤保証のお話し⇒ )

重要視するポイントに優先順位を

ただ、市街地の日常生活に便利な場所が良いのか、あるいは、少々交通の便は悪くても自然に恵まれた場所を探すのかなど、住環境で重視する点は、家族構成や価値観によって異なるのも事実です。  その土地で暮らした場合、毎日の通勤や通学にかかる時間や、買い物はどこでするのかなど、具体的な生活をイメージし、また、5年後10年後にどんな暮らし方になるのかなど、家族の将来像も描きながら、家族で重視する点を整理し、優先順位に沿って選びましょう。

現地に行って確かめよう

気になるエリアの物件情報を得たなら、現地を確認します。具体的な土地の検証では、休日の昼間だけでなく、平日の朝や深夜にも出掛けて行き、周囲の住環境を確認します。その際は公共交通機関を使って所要時間のチェックもおこないます。 また、近隣の住人に住み心地のほか、分譲地が元々どういう土地だったのか、風水害での被災の有無などは是非聞いておきたい点です。また、大型施設や道路の新設など、今後住環境の変化をもたらす開発計画がないかを、市役所の都市計画課などで確認しておきましょう。

北側道路の土地と南側道路の土地

どのような間取りにするかの考える前に、その土地が道路のどちら側に面しているのかで、実は建てられる家のパターンが大方決まってくるのです。


「北側に道路がある土地」の場合

  

〜間取り優先の機能的な住宅〜

北側に道路がある土地の基本的な間取り
北側道路の間取りプラン

玄関は、北側。
お風呂やトイレなどの水回りのものは、陽当たりは重要視されませんので、これらのものは、建物の北側に配置されます。
家の正面(北側/道路側)のカベには、お風呂やトイレ、洗面所などの小さな窓が並ぶことになります。必然的に、出窓や凹凸のある外観などあまりデザイン的な工夫の余地が少なくなってしまいます。


お風呂、トイレ、洗面所をまとめて玄関近くに配置することで、各部屋への動線(人が通るスペース)のスペースの加減で廊下のスペースは少なくて済むのです。

⇒ 各部屋のスペースにゆとりができます。

「南側に道路がある土地」の場合

  

〜デザイン優勢型の住宅〜

南側に道路がある土地の基本的な間取り
南側道路の間取りプラン

玄関は、南側。
お風呂やトイレなどの水回りのものは、先ほど説明したとおり、建物の北側に配置することが多くなります。
家の南側(道路側)には、リビングや普段使う部屋などを配置することになります。
すると正面(南側/道路側)は、リビングルームの大きな窓や部屋の窓が並ぶことになります。これらは、種類も豊富で、デザイン的な工夫ができるのです。 その結果、凹凸のある、ある意味立派な外観を創ることができるのです。


間取りについては、お風呂、トイレ、洗面所などの水回りが、玄関からいちばん遠い(北側の)ところに配置されるため、廊下のスペースを多く取らなければなくなってしまいます。

⇒ お部屋などに使えるスペースが減ってしまう。

家づくり前の心構え

 〜家族の価値観を大切に〜 

家造りの前に考えよう

マイホームの新築や改築。それは人生のうちでも数少ない大事業です。
家作りとは、単に“住むための器”を作ることではなく、家族の“環境”を作るということ。
ご家族のマイホームが、ホッとするような心地よいものになるか、長年に渡って住み続けられるのか、家族の暖かなふれあいがあるのか。 どんな家ができ上がるかは、ご家族でマイホームの計画をしっかり話し合うことが大切なのです。

どんな家庭を作りたいのか どんな人間に育てたいのか

家造りの中で最も大切なのは“自分達がどう暮らしたいのか”ということ。
何を守り・何を変え・何を大切にしたいのか、子供をどんな人間に育てたいのか、どんな一生を送りたいのか、どんな家庭にしていきたいのかは、住まいが大きな影響力を持っているのです。
家作りとは、単に住まいという箱を作るハード面の計画だけではなく、家族の在り方・暮らし・子供の教育・成長などその家の一生の人生設計であり、人造りの場であることを心に銘じてください。

自分達が計画の中心になろう

家造りは一生で一番高価な買い物です。しかし「何回建てても本当に気に入るものはできない」といわれるほど、見落としや気づかない箇所があるものなのです。
それなのに、実際の家造りでは自分達の希望を言うだけで、後は業者にまかせてしまう例が大半。
後で「ああすればよかった、ここが気に入らない」などと、悔やむ箇所が出てくるのは当然といえます。いくら建築や設備のプロでも、あなたの生活や好み、将来の計画まで知っているわけではありません。

自然を感じられる家造り

家と外部を完全にシャットアウトした、自然と隔絶した家よりは、気が向いたときに周囲の自然に溶け込めるような造りの方が、開放的で気持ちいいものです。
人間も自然の一部。家の周囲の自然を満喫でき、団らんの場としても活用できるような家が理想です。

このページの先頭へ