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檜のはなし 1 〜檜の産地〜

檜は日本各地で生産されていますが、歴史や気候、造林方法の違いにより、材質も様々です。今回は特に有名な「木曾」、「東濃」、「吉野」の檜のことを少しご紹介します。

木曾桧

木曽桧とは野県南西部、木曽谷と岐阜県の一部を含む一帯から産する天然桧のことです。秋田の杉、青森のヒバと共に日本三大美林の一つとして有名です。 また、木曽5木(ヒノキ、サワラ、アスナロ、ネズコ、コウヤマキ)の一つにも数えられています。

「木曽桧」と「きそひのき」

基本的には、「木曽桧」は天然木を指しますが、江戸時代から尾張藩が、きちんと管理した結果、植林材でも、300年を超える物は天然木として、扱われています。 また、木曽桧の天然木の事を官材「かんざい」(国有林材)、植林材の事を民材「みんざい」(民有林)と呼んでいます。 一方、ひらがなで、『きそひのき』の名で、出回っているものは、天然木ではなく、木曽地区で植林された人工林の50年生以上の木で、100年未満の木です。 20年に一度行われる伊勢神宮の積年遷宮でも木曽桧が「御神木」として利用されています。

木曽桧

きそひのき

東濃桧

東濃桧

木曽地方(長野県南西部)の西側、岐阜県の東濃地方と呼ばれる地域でも良質な材が産出されています。 この地域から産出される桧は東濃桧と呼ばれています。 東濃桧の特徴は、耐久性が高くしかも製品の狂いが小さいことです。また、年輪幅が均整で木目が美しく、心材がピンクで材面に艶があり、材の芳香が強い特徴があります。

吉野桧

吉野桧は、吉野川(紀ノ川の奈良県流域)及び高見川流域の川上村、東吉野村、吉野町と、丹生川流域の黒滝村、西吉野村の山林から伐採される桧のことです。  その特性として根元と末の切り口の径の差が少なく、節が無く、年輪が緻密で、美しい光沢と芳香をもっています。 日本最古の木造建築といわれている法隆寺がどこの産地かはっきりとしませんが強いて材質の似た産地といえば吉野ではないかと言われています。

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